「生薬入浴剤」で冷えきった体もポカポカ!足が冷えて眠れない…から開放されました!
冷え性の方、よく眠れていますか?
足先が冷えると、なかなか眠れないですよね。
今夜のお風呂はぜひ生薬(漢方)の入浴剤を入れてみてください♪
「足が冷えて眠れない」ことがよくあった私も、生薬のお風呂に入った夜は、体の芯までポカポカあたたまり、気持ちよく眠りにつけるようになりました!
体が冷えると、むくんだり、肩が凝ったり、頭が痛くなったり、肌が荒れたり…とさまざまな不調がでてきますよね。
生薬のお風呂に入ると、冷えからくる不調もすーっとラクになります!
この記事では、生薬入浴剤を3種類じっくり使い比べた感想を書いていきます。
そしてこれから使ってみたい入浴剤もあわせてご紹介しますね♪
もくじ
体ポカポカ!漢方・生薬入浴剤
写真に写っている入浴剤は、こちらの3つです。
3つとも、生薬がまるごと和紙袋のパックに入っています。まるで大きなティーバッグのような入浴剤です。
入れ方はカンタン!お湯を入れるときに、袋のまま浴槽に入れるだけでオッケーです。
15分程でお湯に色がつき、浴室が漢方の香りにつつまれます。
袋は湯船にそのまま入れっぱなしにしておいてください。エキスがお湯にどんどん染み出てきますよ!
それでは、3つ順にご紹介していきますね。
スポンサーリンク生薬浴用剤 薬草湯
まずはこちら。ライオンケミカルの【生薬浴用剤 薬草湯】。3つの中でいちばんリーズナブルです。
生薬5種・ハーブ1種を配合した生薬浴用剤です。1回1包を袋のまま入れます。
袋のサイズはおよそ10cm×11.5cm。手のひらにのるくらいの大きさです。
効果効能、成分はパッケージ記載内容をそのまま引用しました。
※()内は生薬の漢字と別名のメモです。個人的に付け加えた内容なのでパッケージには書かれてません。
効能・効果
疲労回復、肩のこり、冷え性、腰痛、神経痛、リウマチ、痔、荒れ性、あせも、しっしん
成分
ウイキョウ(茴香、フェンネル)・サンシン(クチナシ)・センキュウ(川芎)・チンピ(陳皮)・ハッカ・カミツレ
これね、パッケージは全く違うんだけどマツキヨプライベートブランドから中身が同じ(と思われる)【MK CUSTOMER (マツモトキヨシ オリジナル商品) 生薬浴用剤 薬草湯】というのが売っています。
定価で買うとマツキヨの方がお買い得なので、マツキヨオリジナル商品を検討してもいいと思います。
私の感想
袋のまま匂いを嗅ぐとウイキョウ(茴香、フェンネル)の香りを一番強く感じました。フェンネルベースのハーブティーのような香りでいかにも漢方!という印象は弱めです。
お湯の色は緑がかったうすい黄色に着色します。
しかし、ただ湯船に入れておくだけでは色があまり出てきません。お湯の中でよく揉みほぐすと成分が溶け出てきます。
香りや出や体感した効果に関しては後ほど3つを比較してまとめようと思っているのですが、3つの内最もお手頃な分、香りも出もそして効果も弱いと感じました。
お湯の香りも袋の香りと同じような香り(フェンネルベースのハーブティー)になりました。
木曽御嶽山 入浴剤
続いては【木曽御嶽山 入浴剤】。長野県木曽郡木祖村薮原にある、1947年創業漢方専門の製薬会社、日野製薬さんの商品です。
こちらは一回に2包入れます。袋のサイズはおよそ11.5cm×16cmと【生薬浴用剤 薬草湯】よりも大きいのですが、一袋に入っている生薬は15gと少ないのです。
効能・効果
肩のこり、神経痛、腰痛、しもやけ、痔、冷え性、あせも、リウマチ、疲労回復、荒れ性、あかぎれ、うちみ、くじき、しっしん、ひび、産前産後の冷え性、にきび
成分
オウバク(黄柏、キハダ)・ドクカツ(独活、ウド)・トウキ(当帰)・センキュウ(川芎)・シャクヤク(芍薬)・チンピ(陳皮)・ガイヨウ(艾葉)・コウカ(紅花)
※計8種類の生薬
私の感想
袋を直接かぐと「かつおぶし」のような香りがします!
しかし、湯船に入れると香りが一変して、薬湯の香りが浴室いっぱいに広がります。おがくずのような温もりのある香りです。
湯船につかって目を閉じると、なんだか懐かしい気持ちになります。(お風呂屋さんに行ったことはないのですが)
こちらは【生薬浴用剤 薬草湯】よりも生薬がよく出ます。お湯の色は濃い黄色から茶色っぽい色になります。
一回に2袋入れるように書かれていますが、出が良いので私は1袋でもじゅうぶんだと感じました。
【生薬浴用剤 薬草湯】を一袋入れたときよりも【木曽御嶽山 入浴剤】を一袋入れた方が濃くなるくらいです。生薬が8種類も入っているし、江戸時代からつづく漢方専門の製薬会社さんのものだからやっぱり本格的なんでしょうね。
ただ漢方独特の香りもその強さも本格的です。
ウチダ和漢薬 ウチダの浴剤
最後はこちら。1947年創業の漢方薬メーカー、ウチダ和漢薬の【ウチダ和漢薬 ウチダの浴剤】。
袋の大きさはおよそ9.5cm×15cm、生薬は30g入っています。1回1包を袋のまま入れます。
効能・効果
肩のこり、腰痛、冷え性、神経痛、リウマチ、痔、 あせも、しっしん、しもやけ、荒れ性
成分
カンゾウ(甘草):10%・ボウイ(防已):10%・コウブシ(香附子):10%・トウキ(当帰):10%・センキュウ(川芎):15%・コウカ(紅花):10%・チンピ(陳皮):20%・マツフジ(松藤、ショウトウ):15%
※計8種類の生薬
私の感想
こちらは、生薬の種類だけでなく割合まで書いてありました!
お湯の色は濃い黄色から茶色っぽい色になります。長く入れておくほど茶色っぽく濃くなっていきます。
香りにはほんのり甘みを感じます。カンゾウ(甘草)が入っているからでしょうか。薬草の良い香りの中に甘い香りが混じり合い、ほっと落ち着くまろやかな香りです。
そして、成分がよく出るので香りも非常に濃いです。
スポンサーリンク比較とまとめ
出や香りの濃さ、身体の温まり具合を比べてみました。
出や香りの濃さ | 効果や体感 | 私の好み | |
---|---|---|---|
生薬浴用剤 薬草湯 | △ | △ | 3位 |
木曽御嶽山 入浴剤 | ◎一袋(15g)でも濃い! | ◎ | 2位 |
ウチダ和漢薬 ウチダの浴剤 | ○ | ◎ | 1位 |
評価の低くなってしまった、薬草湯が良くないというわけではありません。
生薬臭さが少なく香りも控えめなので、漢方の独特な香りが苦手な方にもおすすめしやすいです。カミツレ(カモミール)やハッカなど馴染み深いハーブも入っています。お財布に優しいところも高ポイントです!
ザ・漢方的な香りが好きなわたしは、香りが濃くしっかり出るものの方が気に入りました。
この中でウチダの浴剤が一番気に入った理由は、ちょっと甘みのある香りが好みだったことが大きいです。
ヨギティーを愛飲してる方は、きっとお好きなはず!
生薬入浴剤の香りに私はものすごく癒されているため、好んで使っていますが、みなさんもそうかどうかはまた別の話ですね。
漢方薬の香りが好きかどうか、これによるかと。
それから、ヨギティーが好きかどうか、これもひとつの目安になりそうだと感じています。ヨギティーは、インドのアーユルヴェーダに基づいたオーガニックハーブティーで、ラインナップは効果・効能や目的別に50種類以上。漢方に使われている生薬が入っているものも多くあります。
ヨギティーについては、こちらの記事を読んでみてください。
ヨギティーには「デトックス」が5種類もあるんです。私のおすすめをご紹介します!
こういった系統の香りが好きな方は、きっと生薬入浴剤も気に入るはず!ヨギティーよりも丸みがあり、優しい香りです。
薬草湯に関してはフェンネルがベースのパッカハーブス・デトックスティーの香りに近いと思いました。
これから試してみたい漢方・生薬入浴剤
ドラッグストアをはじめ、楽天やアマゾンなどのネット通販を探してみると漢方・生薬入浴剤がたくさん見つかります。
気に入ったものをリピートするのもありなのですが、
もっとお気に入りがみつかるかもしれない!と思うといろいろ試してみたくなります。
次に使ってみたい入浴剤、じつはもう目星をつけています。いくつかご紹介していきますね。
亀田利三郎薬舗 カメロクの天然漢方スパハーブ
元禄10年(1697年)創業、京都の老舗、亀田利三郎薬舗さんからから発売されている入浴剤シリーズ。パックひとつ売りで、6種類あります。
・玄武ゆ(げんぶゆ)
・朱雀ゆ(すざくゆ)
・青龍ゆ(せいりゅうゆ)
・白虎ゆ(びゃっこゆ)
・勾陳ゆ(こうちんゆ)
・騰蛇ゆ(とうだゆ)
ちょっとお高いので、最高に「今日は特別疲れたから贅沢したい!」というときに使ってみたいです。
生薬入浴剤のパワー
お風呂でしっかり温まったつもりでも、寝る前にはすっかり冷えてしまい「足が冷えて眠れない」ことがよくありました。
生薬のお風呂に入った夜は、体の芯までポカポカあたたまり、気持ちよく眠りにつけるんです!
おなじように冷えにお悩みのかた、今夜のお風呂はぜひ漢方、生薬の入浴剤を入れてみてください♪
今回レビューした商品