武蔵野ワークスの限定香水「ローズの贈り物」など、お花の香りが届きました。
武蔵野ワークスは、四季折々の「和の花」をメインに、花の香りの香水を創作している日本の香水メーカーです。
先日注文した、期間数量限定の「ローズの贈り物」と、その他たくさんのお花の香りが届きました。
もくじ
武蔵野ワークスの香水
武蔵野ワークスさんは1996年に創業した日本の香水メーカーです。社名は四季折々の自然を育む、武蔵野の森に惹かれて命名されたそうです。
移り変わる武蔵野の四季を原点にしておられるそうで、日本らしい「和の花」の香りがそろっています。
以前こちらのブログでもちらっと話題にしたことがありましたが、旧ブログで記事にしておりました。
現在はインターネット通販のみ(公式サイトまたはAmazon武蔵野ワークスのストア)の販売で、ミニボトルとフルボトルの2サイズが用意されています。
ローズの贈り物(BULGARIA ROSE)とは
「ローズの贈り物」(BULGARIA ROSE)は、毎年5月と12月、期間・数量ともに限定でリリースされている武蔵野ワークスさんの「贈り物シリーズ」のひとつです。
なお、今年は4月に新作香水を発売したため、5月の贈り物の発売は中止となったそうです。
ダマスクローズ天然精油の香りをそのままに
限定なのにはわけがあって、ローズの贈り物には貴重なブルガリア産のローズオイルを贅沢に使われているんです。
説明には、ダマスクローズオイル本来の香りをできるだけ損なわないよう、可能な限り高濃度に配合し、わずかに調香を加えましたとあります。
ローズ100%の天然精油って、咲いているバラの花の香りとはまた違うんですよね。非常に濃厚でパワフル。
精油の香りをそのままに、でもほんの少しだけ洗練させた香水。それが「ローズの贈り物」です。
毎年変化するローズの表情
ローズオイルは、天然の作物ですので、その年ごとに表情を変えます。「ローズの贈り物」の基本処方は同じですが、ローズオイルの特徴に合わせてその年ごとに処方を若干変えています。ローズオイルはブルガリア産のローズオイルのみを使用しております。
武蔵野ワークス|ローズの贈り物より
とあるように、ローズの贈り物は年ごとに香りが変化するんです。
今年のローズの贈り物は今年だけ
私はアロマセラピーも趣味のひとつで、ローズ精油の香りも大好きです。なので、できる限り精油に近いというローズの贈り物に魅力を感じ、数年前に初めて購入しました。
実際に香ってみて、確かに年々香りが違うように感じます。
2012年だったか2013年だったか、忘れてしまいましたが、過去に私の中で大ヒットだった年がありまして、その時はフルボトルを2本買いしてしまいました。
その年のローズの贈り物は、バラの甘さが濃厚で、ハチミツのようなまったりとした香りが印象的でした。
青っぽさもあるんだけど、ラストに花の蜜をしっかり感じて、これは求めていたバラの香り!と感動しました。
今年は、ちょっと青さが残るドライな感じでして、トップはややスパイシーに感じました。次第にバラらしい甘さがでてきますが、甘さはライトな印象です。
武蔵野ワークスのローズ香水いろいろ
武蔵野ワークスには、限定のローズの贈り物の他にも数種類ローズ香水があります。簡単にですが、私個人の感想も。
ロサブラン
生花の青さやナチュラルさを残しつつ、美しく整えられたローズの香りです。イメージは清楚な「ホワイトローズ」。→ロサブラン
グリーンローズ
ナチュラルなローズの香りで、バラの花そのものを感じる香り。別物であるものの、これが限定のローズの贈り物に一番近い(コンセプトが似ている)ように思います。→グリーンローズ
野ばら
みずみずしい透明感のある香りで、ローズっぽくないというのが正直な印象。(実を言うと苦手でした。おそらくアクアノートがだめだったのだと。)→野ばら
オールドローズ
甘さとフローラル感の強いダマスクローズ。他のローズ系香水と異なり、グリーン要素が少なくクラシカルで華やかな香りです。→オールドローズ
スリーピングミストローズ
正確には香水ではないのですが、体にもつけられるスリーピングミストにもローズの香りがあります。ゼラニウムっぽいナチュラルなローズの香り。→スリーピングミストローズ
野ばら以外は好きなのですが、中でもおすすめ&好みなものは、ロサブラン。
ヨーロピアンテイストと和のモダンテイストを程良くブレンド。日本の風土にマッチさせながらホワイトローズの気品を追求した香りです。数あるローズ系香水の中で「私の、とっておきのローズ香水!」をお探しの方へおすすめします。香りそのものはとてもナチュラルで上品。優雅さ・可愛らしもお気に召していただけると思います。
武蔵野ワークス|ロサブランより
新作香水とリニューアル
今年は4月に新作香水がリリースされ、パンフレットも新しいものを頂きました。
一緒に写っているのは、さくらのリニューアルに伴い、旧さくらが廃盤になるというお知らせを受け、3月に購入した際いただいた2015~2016年版です。
まずはミニボトルから
武蔵野ワークスさんの良いところはミニボトルから試せること。
たくさん種類がありすぎて迷ってしまいますが、香りの説明も丁寧に記載してあり、自虐的なコメントになぜか好感が持てる「香水アドバイザーのささやき」も参考になります。
気に入ったらフルボトル。気に入ったけれどもフルボトルは使いきれないという場合は、ミニボトルを複数購入してアトマイザーに移し変えるといいですよ。
その日その時の香りを纏う
香りの感じ方は、その日その時によってがらりと変わったりするものです。
色んな香りのミニボトルを揃えておいて、その日の気分で今日の香りを纏う。そんな愉しみ方もできます。
→購入は公式サイトまたはAmazon武蔵野ワークスのストアへ